1987年のペイドパブ
2015年の「上質な暮らし」ってこういうことかも | roomie(ルーミー)を見てHot-Dog PRESS 1987年11月10日号のシーブリーズのペイドパブ(pp.102-103)を思い出した。
1987年(写ルンですの発売はこの前年の1986年)といえばほぼ30年前。今回のワコールのペイドパブ作った人は広告のことと写ルンですの構え方の両方を勉強し直した方がいいんじゃないだろうか。
ザ・ソウルミュージックのBGM
NHK FMのザ・ソウルミュージックの2015年3月現在のオープニングのBGMがMarvin GayeのWhat's Going Onなのはすぐわかるとして、その後のグルーブ・オン・ザ・ムーブ の冒頭のBGMがわからなかったのでShazamで探した。ひとつの曲だと思ったら2曲だった。Come onの声のところで曲が変わっていた。
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のイントロと
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Sir Joe Quarterman- (I Got) So Much Trouble In My Mind
だった。
Come onの声は何を使っているのかも知りたいところ。
青黒・白金ドレス
なぜドレスの色の錯覚はおきたか?-色の恒常性- - Sideswipeの話。
自分はこの写真のドレスを青と黒のドレスと認識する。もっともカラーピッカー的な意味(上の記事の最後の拡大画像)で言えば水色と茶色がかったグレーに見える(明度が高く見える)のだけど「青と黒のドレスだけれども光の関係で水色と茶色がかったグレーに見えてる(実際のドレスの明度はこの写真の見たままよりももっと低い)」と認識している。
どうしても白と金には見えない。
(ちなみに上の記事に挙げられている他の錯視画像は作った人の意図通りに錯覚する。トリミングした画像であれば2つの部分の色が同じ色と理解できる。)
気持ちが悪かったので、上の記事のブックマークコメントでid:oktnzmさんが紹介しているhttp://i.imgur.com/QxWvzVq.jpgを適当だけど重ねてみた。
このイラストでは青黒にも白金(イラストでは黄色)にも見えるので、なんとなく状況はわかったのだけれど、写真の方はやっぱり白と金には見えない。それに自分はあの「写真は背景が明るい」と認識しているのに白と金に見えないのだから余計気持ち悪さが強くなったかもしれない。
理屈はどうでもいいので、とにかく白と金に見えてくれるとこの気持ち悪さが解消されるのだけど。
ディスカスのスウェット
どえらいカードの元ネタ?
どえらいカードの元ネタって「みんなあげちゃう」じゃないのかな。
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とかでつかっているプラチナカードがどえらいカードの元ネタじゃないだろうか。これは6巻132ページ。
まずりんの描くMA-1
はてなブックマークで度々「独身OLのすべて」がホットエントリーにあがってくるまずりんがHUgEで描いているMA-1(HUgE2014年10月号)がどうしてもMA-1に見えない。
絵が下手なのか、MA-1を知らないのかどちらかと思ったけどTwitterによると知らないらしい。
私今回初めて「MA-1」っていうの知りましたからね…
— まずりん (@muzzlin) 2014, 8月 23
まずりんて思ってたよりも若いのか。
しかし、ファッション講座してるらしいのだから編集部はもう少し資料とか渡してあげればいいのにと思った。
【おしらせ】発売中のHUgE10月号に、こりすぎファッショニスタ掲載されてます。今回はリバイバルに見える最先端ファッションについて。ファッションに極めて疎い作者は毎回打合せの度に最先端のファッション講座を受けるのですが、未だ理解できん pic.twitter.com/pNHrEYMOuv
— まずりん (@muzzlin) 2014, 8月 23
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<シャツの裾をズボンの中に入れるのはダサい>はいつから?について資料と自分の記憶 その2
http://q.hatena.ne.jp/1406420248
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140727/p4
について、その2
http://b.hatena.ne.jp/entry/210694005/comment/Midasの「逆行現象」が何か気になったので、ググってみた。http://log.shipweb.jp/?mode=datview&board_name=4649&thread_key=1380569255&thread_id=1438240の384以下の写真のことかなと思った。
この写真が1992年(2月10日号?)ということなので渋カジが完全にチーマーファッションとなっていた時代といえると思うんだけど、ここでそれまでの裾出しが断絶しているのかもしれない。確かに江口洋介風ロン毛+ベルボトムジーンズ+ウエスタンシャツ(シャツの裾イン)はよく見かけた。しかもそれ以外、裾をどうするかというシャツはあまり着られていない。
id:Midasさんのいう「逆行現象」がこんな形で一旦裾出しが廃れたことなのだとすると、<シャツの裾をズボンの中に入れるのはダサい>は確かに少なくとも1992年より後になる。
ただ
(MEN'S NON-NO 1989年1月号p.32)のような格好(帽子とパーカー除く。)は、その後も普通に見られていた(断絶無し)と思うので、自分としては「<シャツの裾をズボンの中に入れるのはダサい>時代はまぼろし」としたい。
前のエントリーへのid:Midasさんのコメント
渋カジが「俺らはだす」となったのはアメカジとの差別化でしょ?比べると渋カジはブランド志向。入れちゃうとDCプレッピーと下手すると同じになる。故に裾だしが初めて記号化(スポーツという目的の喪失)した
渋カジのブランド志向はアメカジのブランド志向から続くもので、もともと本来の意味で和製プレッピー系だったと思います。ただ裾出しという記号は80年代末の段階で拡散していたと私は思っているのです。
あとid:gntさんのコメント
ネットがなかった頃、ローカルな時差は平気で5年くらいあると思う。
ですがその分今よりも分かりやすい流行と効率的な伝播経路(雑誌の発行部数・TVの視聴率)があったので伝わるならそんなに時間はかからず、時間がかかるくらいなら遅く伝わるのでなく減衰してしまい伝わらなかったと思います。だから私の80年代末と言っているものとid:Midasさんが1994年冬と言ってるものは別物だと思います。